新人銀行員の苦悩

銀行で働く新人サラリーマン。仕事のこと、日々のことについて書ける範囲で書いていきたいと思っています。

ハドソン川の軌跡

監督:クリント・イーストウッド

主演:トム・ハンクス

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あらすじ

2009年に起きたUSエアウェイズ1549便の不時着水事故。乗客と乗組員155名全員が無事という、まさに奇跡としか言いようがないない生還劇。しかしこの生還劇の裏では機長の判断に対して厳しい追及が行われていた…。

全員の命を救ったサレンバーグ機長はなぜ疑われなければならなかったのか。知られざる物語がイーストウッド監督とトム・ハンクスのタッグで描かれる。

 

感想

議論を巻き起こした『アメリカン・スナイパー』の後ということもあり、今作も重そうだなと勝手に身構えながらの鑑賞となりましが、全く心配無かったです。今作はサレンバーグ機長を称賛する作品となっており、イーストウッド作品としては珍しい清々しい気持ちになれる作品でした。

 

判断を下すということ

水を差すようですが、今作を見てて一つ思ったことがあります。それは「機長の判断が間違っていたとしたら、それでも機長は英雄でいられたか」ということ。今回の事故では機長の判断が正しかったことが証明されていたため、こんなことは考える必要は無いかもしれません。しかし今後、似たようなケースというものが必ず出てくると思います。

年々、ビッグデータなどの活用により、今まで人間の経験則に頼っていたものもコンピューターが答えを出せるようになってきています。そうなってくると今までグレーだったものであってもコンピューターが白か黒をはじき出し、判断のミスがあった場合はそれご糾弾されるようになるのだと思います。

これからの時代、判断を下すということの概念が変わってくるのではないでしょうか。たくさんのデータを蓄積し、進化するコンピューター。やってみるまで結果はわからないと言える時代も終わりが来るのかもしれません。そんなことを考えさせられる一本でした。